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あつあつっ!ポテトーク あの人気のポテトの裏側は?ポテトのトレンドを牽引するプロが語る。

あつあつっ!ポテトーク あの人気のポテトの裏側は?ポテトのトレンドを牽引するプロが語る。

Vol.7ファーストキッチン株式会社

フレーバーポテトのパイオニアとして、
これからも新しいフレーバーを提供します。

「ファーストキッチン」(1977年創業)は、1都3県を中心に136店舗を展開するファストフード・チェーンの老舗で、首都圏に住む人にとってはお馴染みの顔。なかでも、フレーバーポテトに関しては20年の歴史を誇る草分け的存在で、その開発力や販売力は業界でも一目置かれています。

— フレーバーポテトが登場したいきさつは?

鈴木 90年代に入って、当時の社長がエポックメイキング的な企画を立ち上げようと号令をかけたのがきっかけでした。まず、今ではコンビニで常識になっている、お客様の注文が入ってからコーヒーを豆から挽いて1杯ずつ入れるマシーンをいち早く導入。さらにその一環として、人気のポテトでなにか新しいことができないかと開発部門が考え出したのが、フレーバーポテトでした。記念すべき第1号は「バジルポテト」です。

ファーストキッチン株式会社 マーケティング部 商品開発ユニット 鈴木紀子氏

ファーストキッチン株式会社
マーケティング部 商品開発ユニット
鈴木紀子氏

— フレーバーポテトのメニューは随時7種類前後ありますが、今まで開発したフレーバーポテトの総数はどのくらいですか?

鈴木 8月1日にスタートした「牛にく甘ダレ味」と「激辛カレー味」で90作になりました。通常、四半期にひとつかふたつのペースで新作を発表しているので、このペースでいけば来年で100作に達しますね。いつも試作品を8つくらい用意して、その中から選んでいるので、実際に作ったのは数百種類だと思います。

— 新メニューを開発するときは、どんな点に注意をしているのですか?

鈴木 春夏秋冬のイメージに合った、旬の味をお届けしたいと思っています。例えば冬ならコーンポタージュなど、温かいスープ系を連想できるものとか。まずイメージがあって、フレーバーを作って頂くサプライヤー様と相談し、イメージを具体化しながら調整していきます。今夏の新メニュー「焼きとうもろこし味」も、甘さや香ばしさについてとことん突き詰めて作りました。

— ビッグサイズの「箱ポテ」をお出しになっているのは「ファーストキッチン」だけです。

鈴木 「箱ポテ」の容量は、Lサイズの2倍。とてもお買い得です。2014年当初は、GWとお盆、年末年始限定でファミリー向けに販売していましたが、お客様のご要望を受けて、2015年6月から定番メニュー化しました。フライドポテトを、家族や友達とシェアしながら楽しく食べていただきたいと思っています。

— フレーバーポテトには、米国産が合うそうですね?

鈴木 そうですね、やはり品質と食感でしょうか。他国のポテトよりも、私たちが慣れ親しんでいるポテトの味を感じられるからです。開発チームで検討した結果、やはり、弊社のフレーバーポテトには、米国産ポテトがベストという結論になりました。

今や欠かすことのできない人気メニューになっているフレーバーポテト。今日もどこかのお店で、米国産ポテトで作ったフレーバーポテトを囲みながら、コミュニケーションの輪が広がっていることでしょう。

ファーストキッチン株式会社

取材こぼれ話

実現が難しいフレーバーとは
開発研究の段階で、フレーバー(味を再現すること)が難しいとサプライヤー様に断られた企画もあるそうです。最近では、サンマと松茸。ともに秋の風物詩です。う~ん、残念……。フレーバーポテトで味わえたらサイコーなのに。

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