WORLD POTATO DISHES

ドイツ クロース

いかがですか?

いかがですか?

日本では「ジャーマン・ポテト」という炒めものがよく知られていますが、ドイツではそれを「ブラット・カトフェル」と呼んでいます。ただ、ドイツでフライドポテトの次に定番のジャガイモ料理といえばこちら「クロース」ではないでしょうか(地方によっては「クヌーデル」とも呼ばれます)。

クロースとは、テニスボール大のポテト団子のことです。外国のお客様がまず驚かれるのは、そのサイズと形状。豚肉や鴨など肉料理の付け合わせにするのが一般的ですが、実はドイツでは、クロースだけに肉汁で作ったソースをかけたものが代表的な子供向け料理にもなっています。レストランでメニューに載っていなくても、頼めば出してくれるところがほとんどでしょう。

クロースにはあんずジャムを詰めたデザート系のもの、小麦粉で作られたものなどいろいろなバリエーションがありますが、ここでは中に炒めたパンの入った、最も基本的なレシピを紹介します。

レシピ

材料/2~3人分

ポテト:1キロ(煮崩れする種類のもの)
小麦粉:150g
卵:2個
塩:小さじ1
ナツメグの粉:ひとつまみ
食パン:1切れ
バター:小さじ1
好みでシブレット、パセリなど:適宜(飾り用)

作り方

1. ポテトは皮つきのまま塩水で茹で、茹で上がったら皮をむいてつぶします。冷めたら、小麦粉、卵、塩とナツメグを加え、よくこねます。
2. 打ち粉をしたまな板の上で、生地を直径5センチ程度の太い棒状の塊にまとめ、4~5センチごとに均等な大きさになるよう切り分けます。
3. 食パンは小さく角切りにし、フライパンにバターを引いて軽く炒めます。
4. 2で切り分けた塊の中央を指で押してくぼませ、炒めた食パンを少しずつ入れ、口を閉じながらボール状になるように手で丸めます。
5. 大きめの鍋で、軽く塩を入れた水2リットルを沸騰させます。火を止め、クロースを静かに1つずつ入れ、ふたをして、浮かび上がってくるまで約20分程度そのままにしておきます。
※ 肉汁で作ったソースや市販の好みのソースをかけて召し上がれ。デミグラスソースなどでも可。

ポイント
グラグラと沸騰したお湯で茹でないこと。なかなか浮かび上がってこない場合、弱火で茹でるのはOKです。

ヨークさん
モチモチ感が特徴のクロースは、きっと日本の方のお口にも合うのではないでしょうか。余ったクロースは小さく切って、ブラット・カトフェルのように玉ネギ、ベーコン、卵などとともに炒めて塩胡椒で味付けしてもおいしくいただけます。炒めることによってモチモチ感が増すので、むしろ残り物のクロースのほうが好き、というドイツ人もいるくらい。ポテトの甘みとおいしさが、口いっぱいに楽しめる一品です。

おいしそうな世界のポテト料理、
まだまだありますよ。

  • インドネシア サンバル・ゴレン・クンタン(ジャガイモのサンバル炒め)
  • イタリア ニョッキ
  • ベトナム コーアイ・タイ・シャオ・チット・ボ(牛肉とポテトの炒め物)
  • コロンビア パパス・エン・チュペ(ポテトグラタン)

More Potato Dishes