WORLD POTATO DISHES

ドイツ ライベクーヘン アプフェルムース添え

初めてですか?

初めてですか?

「ライベクーヘン」は、真冬のクリスマス市や四季折々のお祭りの屋台など、ドイツのイベントごとには欠かせない定番の一皿。一般には「カルトッフェルプッファー」と言ったりもしますが、ドイツ西部のライン地域では特に「ライベクーヘン」と呼ばれて親しまれています。

その名の通り、ポテトを粗めに「ライベン(すりおろして)」揚げてあるから、外はザクザク、中はもっちり。塩気がしっかり効いていて、ついついいくつも食べてしまいます。

ドイツではポテトのことを別名「大地のりんご」とも言い、りんごと合わせて食べることも。ライベクーヘンも甘酸っぱく香りのよいりんごのピュレと合わせて食べることが多いのですが、驚くほどよく合うので、ぜひお試しください。

そんなライベクーヘンは、できたて熱々をいただくのが一番。ドイツでは、老いも若きもそれをつまみながら、家族や恋人、友達と楽しい時間を過ごすのです。

ひとくちメモ
そのままでも味がついていておいしいですが、ドイツではアプフェルムース(りんごのピュレ)を添えていただくのが定番。りんごのピュレやりんごジャムなどを添えて食べる方法も試してみてください。

レシピ

<ライベクーヘン>

材料/2~3人分
ポテト:6個(約670g)(粗めにすりおろす。または、千切りにする)
玉ねぎ:1/4個(すりおろす)
卵:1/2個(溶いておく)
パセリ:適宜

(A)
 塩:小さじ1
 コショウ:小さじ1/2
 ナツメグ:少々
 薄力粉、強力粉:各小さじ1

作り方
1. ポテトはざるにあげ、水けを軽くきっておきます。ポテト、玉ねぎ、卵とAをボウルに入れて、混ぜ合わせます。
2. フライパンに揚げ油を1cm程度入れて中火にかけ、温まったら1の生地を直径10cm程度に丸く平らに広げて入れます(生地はおいておくと水分が分離してしまうので、そのつどよく混ぜてからフライパンに広げます)。
3. そのままさわらずに、時折フライパンを傾けて油を行き渡らせながら、中弱火でこんがりきつね色になるまで3~5分揚げ焼きにします。
4. 裏返して同様に揚げ焼きにします。
5. キッチンペーパーにとり、両面の油を切って皿に盛り付け、飾りに刻んだパセリを散らします。


<お手軽アプフェルムース>

材料/2~3人分
りんご:1/2個(約130g) ※紅玉、ジョナゴールドなど酸味の強いものがおすすめ
シナモン(パウダー):少々

(A)
 レモン汁:小さじ1/2
 砂糖:小さじ2
 水:大さじ1/2

作り方
1. りんごは芯を取って皮をむき、薄切りにしてAをまぶします。
2. ラップをかけて電子レンジ(600W)で5分加熱し、なめらかになるまで丁寧につぶします。
3. 粗熱が取れたらシナモンパウダーを混ぜ入れます。

庭乃桃
料理・食文化研究家。大学院でヨーロッパの歴史と文化を専門とし、現地に留学。その土地ごとの生活と食との関わりに興味を持ち、各地の家庭料理や郷土料理を学ぶ。現在レシピサイト「Nadia/ナディア」にて、コラム「ヨーロッパ 食の風景」を連載中。

おいしそうな世界のポテト料理、
まだまだありますよ。

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