WORLD POTATO DISHES

マレーシア カリーパフ

初めてですか?

初めてですか?

マレーシアで「ポテトを使った食べ物は?」と尋ねた時に、誰もがまっ先に挙げるのがスパイスの効いたカリーパフ。現地では「毎日おやつに食べる」という人も少なくありません。もともとはインドのサモサがルーツですが、えびの風味が加わってマレーシアらしく進化し、いまではすっかり国民の熱愛グルメとなっています。夜店の屋台などでも売られていますが、専門店もあるほどの人気ぶり。家庭でも頻繁に作られていて、ノラジジさんも子どもの頃に母親を手伝って作り方を覚えたのだとか。ちなみに、マレーシアではカリーパフは砂糖入りのコーヒーを飲みながら食べるのがお決まりのスタイルです。

ひとくちメモ
ノラジジさんのこだわりはカレー粉。カリーパフらしさを出すには、マレーシアのカレー粉を使うこと。都内なら上野のアメ横センタービル地下のアジア食材店で。またはネット通販で。それと、低温でじっくり揚げること。温度が高いと生地の表面がボコボコになってきれいに仕上がりません。

レシピ

材料/約20個分
<生地>
小麦粉:250g
塩:小さじ1/2
サラダ油:95ml
氷水:100cc

<フィリング>
ポテト(中):3個(皮をむいて1cm角のさいのめ切り)
*市販の冷凍フライドポテトを使う場合は、シューストリングをお勧めします。
玉ねぎ(中):1/2個(みじん切り)
ニンニク:2片(みじん切り)
干しエビ:大さじ1.5
カレー粉:大2
カレーリーフ:4~5枚
水:適宜
塩:小さじ1.5
砂糖:小さじ1.5
サラダ油:大さじ2.5
コリアンダー:適宜
わけぎ:適宜

揚げ油:適宜

作り方
<フィリング>
1. フライパンに油を敷き、ニンニクの香りが立つまで弱火で熱します。
2. ニンニクが香ったら、ポテト、玉ねぎ、水で戻した干しエビ、カレーリーフを加えて中火で炒めます。
3. 3分ほど炒めてから、カレーパウダーを加え、全体に絡めるように炒めます。
4. ポテトがかぶるくらいまで水を入れ、塩と砂糖を加えて煮込みます。
5. 沸騰したら、焦がさないよう弱火にします。水分が少なくなってからは、ほぼ水分がなくなるまでかき混ぜます。
6. 刻んだコリアンダーの葉とわけぎを和えて出来上がり。

*包みやすくするために、粗熱をとって、冷蔵庫で冷やします。できれば一晩おくと味がなじんでより美味しくなります。

<生地>
1. ボウルに小麦粉と塩を入れて混ぜ、熱した油を注ぎ入れて混ぜ合わせます。これが生地をサクサクに仕上げるコツ。熱いのでヘラを使って、火傷に注意して混ぜてください。
2. 全体に油が混ざったら、氷水を少量ずつ加えながら混ぜます。氷水の分量は目安です。耳たぶほどのかたさになるよう加減してください。
3. ボウルにラップをかけて冷蔵庫へ。30分から一晩寝かせます。
4. 生地を25gずつに分けて丸め、小判型に薄く伸ばし、フィリングを包み込みます。
5. 揚げ油は150~160度の低温で、ときどき裏返しながら25分ほどじっくり揚げたら完成です。

*マレーシアのカレー粉には肉用(ダギン)と魚用(イカン)がありますが、今回のカリーパフでのノラジジさんのおすすめは肉用(ダギン)です。
*カレーリーフは生があればベストですが、ドライタイプは上野のアメ横センタービル地下のアジア食材店で入手できます。
*冷めても美味しいですが、冷めたものはオーブントースターであたためるとさらに美味しく召し上がれます。

ノラジジ岩上さん
スダップ!(おいしい!)首都のクアラルンプール出身。日本に来て6年というノラジジさんは、料理上手だという噂が広まり、都内にあるご自宅には日本で暮らすマレーシア人が大勢やって来ます。手間を惜しまずに伝統的なやり方で作られる料理は、マレーシアのおふくろの味そのものです。

おいしそうな世界のポテト料理、
まだまだありますよ。

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