WORLD POTATO DISHES

ウズベキスタン ベリーシー

めずらしいですね。

めずらしいですね。

ベリーシーはポテト入りの揚げパン。小腹が空いた時に食べる素朴なおやつです。日本の中学生が学校帰りにコロッケを買い食いするような感覚で、ウズベキスタンの子どもたちも学校帰りに揚げたてのベリーシーを食べるのが大好きです。しっかり味が付いているので、油で揚げてそのまま食べても美味しいのですが、今回は私の大学の前にあった店の懐かしい味をご紹介します。揚げた後にベリーシーをハンバーガーのバンズのように開いて、ニンジンのサラダを挟みます。ポテトのクリーミーさと、ニンジンのシャキシャキとした食感やさっぱりとしたサラダの味わいが、お互いに美味しさを引き立て合って、いくつでも食べられてしまいます。子ども時代には、家でも母がよく作ってくれた思い出の一品です。

ひとくちメモ
ベリーシーに挟むサラダの素材はニンジンに限らずキャベツでも。また、サラダの代わりにケチャップとマスタードを着けても美味しく召し上がれます。ふんわりと仕上げるコツは、ポテトを包み込んだあとにもしばし寝かせて生地を休ませることと、低めの温度で時々裏返しながら揚げること。

レシピ

材料/20~25個分
<生地>
小麦粉:450g
温めた牛乳:200cc
ぬるま湯:100cc
バター:100g
塩:小さじ2
砂糖:小さじ1
ドライイースト:6グラム

<フィリング>
ポテト:500g
塩:小さじ1
砂糖:小さじ4
バター:50g
牛乳:100cc

*市販の米国産ポテトフレークを使うと、簡単にマッシュポテトを作ることができます。

<ニンジンサラダ>
ニンジン:1.3kg (細い千切り)
玉ねぎ:2個(スライス)
塩:小さじ2
砂糖:小さじ1
コショウ:小さじ1
ニンニク:6片(みじん切り)
唐辛子:適量
酢:大さじ8~10
オリーブ油:大さじ5
パクチー:1パック

作り方
<ニンジンサラダ>
1. ニンジンに、塩、コショウと砂糖を和え、さらに、ニンニク、唐辛子、酢を加えて軽く揉み込みます。
2. 玉ねぎを中火で熱したオリーブ油で透き通るまで炒めます。
3. ニンジンに炒めた玉ねぎと刻んだパクチーを和えて出来上がり。

<生地>
1. ぬるま湯に砂糖とドライイーストを入れて混ぜ、温かい場所で15分間発酵させます。
2. 温めた牛乳にバターと塩を入れて溶かし、さらに1.の発酵させたイーストを加えて混ぜ合わせます。
3. ボウルに小麦粉を入れ、2.の牛乳を加えて混ぜて柔らかい生地を作ります。
4. 別のボウルの内側にサラダ油を塗って生地を置いて、ラップをかけて、バスタオルなどで包んで、温かいところに40分から1時間ほど置いて1次発酵させます。
5. その間にフィリングを作ります。ポテトを蒸し、熱いうちに、塩、砂糖、バター、牛乳を加えてマッシュポテトを作ります。
6. 醗酵して生地が膨らんだら、厚さ2cm程度の大きな生地になるように延ばします。それにマグカップなどを当てて丸く型抜きして、その上にピンポン球より少し小さく丸めたポテトを置いて、生地を引き延ばすようにして包み込みます。
7. ポテトを包み込んだ口をしっかり閉じたら、2cmほどの厚みになるように押しつぶし、濡れ布巾をかけて再び10分ほど休ませて2時発酵させます。
8. フライパンにたっぷりサラダ油を入れ、中温になるよう熱したところで、7.を揚げます。油は中温を保って、時々裏返しながら両側がうっすらときつね色になるまで揚げます。
9. 揚げたベリーシーに切れ込みを入れ、ニンジンサラダを挟んで出来上がり。

ディーリャさん
マザリ!(おいしい!)ウズベキスタンの大学で日本語を勉強して、現地では日本人観光客に世界遺産を案内するガイドの仕事をしていました。現在は日本人のご主人と結婚して横浜在住。ウズベク文化を伝えたいと料理教室も開いています。

おいしそうな世界のポテト料理、
まだまだありますよ。

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