WORLD POTATO DISHES

ウズベキスタン カザンケバーブ(鍋で作るケバーブ)

おいしそうですね。

おいしそうですね。

ケバーブというと、串焼きをイメージする人が多いかと思いますが、このケバーブは鍋で作る特別なケバーブです。じつはケバーブとは、串焼きに限らず「焼いた肉」全般を指す言葉です。そのためこれも肉が主役の料理ではあるのですが、じつは脇役であるポテトが肉の旨みをたっぷり吸って肉よりもおいしくなるので、肉とポテトのダブル主役とも言える料理です。だから、肉もポテトも好きなウズベキスタンの人は、このカザンケバーブが大好き。食卓に出すと子ども大人も一斉に飛びつきます。主要な食材は、羊肉とポテトと玉ねぎだけ。シンプルだからこそ、素材のおいしさを存分に味わうことができます。

ひとくちメモ
肉はおろし玉ねぎと炭酸水のマリネ液に漬け込むことによって、玉ねぎの酵素と炭酸の働きで柔らかく仕上がります。また、ローズマリーを加えることで、肉のくさみが取れておいしくなります。ポテトも先に揚げておくことで、水分が抜けて味が染み込みやすくなります。盛り付けたときに添えるスライス玉ねぎは、酢大さじ2と水200ccを混ぜ合わせたマリネ液に30分~2時間ほど浸しておくと、よりおいしく召し上がっていただけます。

レシピ

材料/3人分
ポテト:4~5個
羊肉:1kg(ラムチョップでも可)
にんにく:1個
塩:小さじ1/2(味付け用)
塩:小さじ1(ポテト用)
サラダ油:適量(揚げ用)
クミンパウダー:小さじ1
コリアンダーパウダー:小さじ1
コショウ:小さじ1/2
湯:200cc
水:適量

<マリネ液>
玉ねぎ:1個
炭酸水:500cc
ローズマリー:2~3枝
コショウ:適量

<トッピング>
コリアンダーの葉:適量
スライス玉ねぎ: 適量

作り方
1. ポテトは皮をむいて、大きめのひとくちサイズにカットして塩水に浸しておきます。(色よく仕上げるため)。
2. 玉ねぎ1個をすりおろします(ミキサーを使っても可)。そこにポテトと同じく大きめのひとくちサイズにカットした羊肉、炭酸水、ローズマリー、コショウを加えてマリネします。2~4時間ほど冷蔵庫で寝かせます。
3. 大きな鍋にたっぷりの油を入れて熱します。油が充分に熱くなったら、水分を拭きとったポテトを強火で揚げます。表面がきつね色になったら、取り出して油を切ります。
4. ポテトを取り出した後に、皮のままの丸ごとのにんにくを揚げます。1分ほど揚げたら、取り出して油を切ります。
5. 次に肉のまわりについた玉ねぎやスパイスをキッチンペーパーでふき取り(焦げ防止のため)、強火できつね色に色づくまで揚げます。
6. 肉が焼けたら取り出し、鍋の中の油を50ccに減らします。
7. ポテト、肉の順に重ねて再び鍋に戻し入れ、クミンパウダー、コリアンダーパウダー、コショウ、塩を混ぜたものを全体にふりかけて、湯を加えてフタをします。
8. 弱火で30~40分間蒸します。途中でフタを開けないように。
9. 肉とポテトを皿に盛り付け、丸ごと揚げたにんにくをそのままのせ、鍋に残った肉汁をまわしかけます。にんにくはとろとろになっているので、お好みでバラして肉やポテトにつけて食べます。コリアンダーの葉を散らし、スライス玉ねぎを飾って完成です。

ディーリャさん
マザリ!(おいしい!)ウズベキスタンの大学で日本語を勉強して、現地では日本人観光客に世界遺産を案内するガイドの仕事をしていました。現在は日本人のご主人と結婚して横浜在住。ウズベク文化を伝えたいと料理教室も開いています。

おいしそうな世界のポテト料理、
まだまだありますよ。

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